定期点検・清掃

危険物施設定期点検

消防法 第14条の3の2

政令で定める製造所、貯蔵所又は取扱所の所有者、管理者又は占有者は、これらの製造所、貯蔵所又は取
扱所について、総務省令で定めるところにより、定期に点検し、その点検記録を作成し、これを保存しなければ
ならないと義務付けられています。


「地下タンク貯蔵所の場合」(漏洩検査)

地下貯蔵タンク  -気相部(貯蔵タンクの液体がない部分)・・・・加圧試験又は微加圧試験

-液相部(貯蔵タンクの液体がある部分)・・・・微弱な漏れ試験

-二重殻タンクの外殻(貯蔵タンクの鋼とFRPの間)・・・・減圧試験

埋設配管 -加圧試験



気相部:加圧試験・微加圧試験 液相部:微弱な漏れ試験
二重殻タンクの減圧試験 埋設配管の加圧試験
タンクローリー各槽の封鎖状況 タンクローリー各槽同時に加圧試験


危険物施設の清掃

貯蔵油は外部との温度変化で、膨張収縮を繰り返し、貯蔵タンク(オイルタンク)の通気管から
外気が出入し貯蔵タンク内部で水分が貯まります(油より水分が重い為)。

底に溜まった水分は、鋼製のサビや油の劣化を起こします。

また、タンク内に溜まった不純物(水分、スラッヂ等)は、そのまま放置すると燃焼機器(バーナー等)
の不着火や故障の原因となります。
貯蔵タンクの劣化を防ぐため、燃料油の品質維持のため定期的な内部清掃をお勧めします。


地下タンク清掃前 地下タンク清掃後
屋外タンク清掃中 地下タンク腐食状況
  貯蔵タンクの内部洗浄は、危険物の移動及び移動
先の確保、内部可燃性蒸気の排出等、大変な危険を
伴う作業が発生します。
  そこで、作業員の安全を確保するため、送風機を
使い内部換気、酸素濃度及び可燃性蒸気濃度を測定
を行い、専門知識を有し、豊富な経験を積んだ作業員
が作業を行います。
地下タンク内作業前の安全管理  


飲料水貯水槽定期点検・清掃

ビル、集会所、学校、病院、マンション等にある、貯水槽を定期的に清掃いたします。
また設備の維持に必要な、状態点検を行います。


清掃前 清掃後


油水分離槽清掃

ガソリンスタンド、整備工場等の油分離槽(油と水を分ける設備)の清掃、内部汚泥除去を行います。
油分離槽に汚泥や油分が溜まりすぎると、油分離出来ず、場外へ油流出してしまいます。
設備の安全維持管理のため定期的な清掃をお勧めします。


清掃前 清掃後